SchoolTech事業を展開するClassiは、同社が提供する教育プラットフォーム「Classi(クラッシー)」が3年連続で徳島県内の全県立高校に採択されたことを、6月23日に発表した。
徳島県は、国のGIGAスクール構想では対象外となっていた県立高校、特別支援学校高等部、私立高校に対しても、県独自の施策により1人1台の端末を整備した。文部科学省が2021年度に行った「学校における教育の情報化の実態等に関する調査」でも、教員のICT活用指導力が全国2位、学校ICT環境の整備状況に関しても上位に位置している。
「Classi」は、高等学校および中高一貫校で利用できるICTプラットフォーム。2022年度末の時点で累計2300校・210万人以上の生徒に活用されている。生徒の学びを支援する学習領域と学校全体での ICT活用領域の2点に注力し、学校における「個別最適な学び」と「ICT対応」の実現を目指す。
今回、同県内の全県立高校において3年連続で教育プラットフォーム「Classi」の導入が決定した。活用頻度が高い学校からは、学習習慣定着・学力向上といった効果が見られたという教員の声が上がっている。
「Classi」の主な特長は以下の通り。
AI搭載の学習機能「学習トレーニング」
学力層の多様化に対応できるよう、AIによる個別最適な学習を実現。2023年6月に「生徒自主学習機能」「先生課題配信機能」を新たに追加し、生徒一人ひとりが目標を持ちながら、自律的に学習に取り組めるような学習機能を提供している。
学校に特化したコミュニケーション機能
クラス単位や部活単位など、配信範囲を自在に設定できる「校内グループ」や「欠席連絡機能」「アンケート機能」などを搭載。学校現場に適した仕様になっており、教員の業務効率化を図りながら、教員・生徒・保護者との「つながり」を深め、生徒の成長・学びを支援する。
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