学情は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「就職活動準備における動画活用」に関するアンケート調査の結果を6月20日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2025」来訪者に対して6月2日~13日の期間に行われ、551名から有効回答を得ている。
調査対象者に、インターンシップに関する情報収集や就職活動準備に動画を活用したいかを尋ねたところ、「活用したい」(52.4%)と「どちらかと言えば活用したい」(27.5%)合わせた割合が8割近くに達した。学生からは、「テキストより、多くの情報を得ることができる」「企業の雰囲気を知りたい」「就職活動準備以外の情報収集でも、動画を活用することが多い」といった意見が寄せられている。
動画で視聴したいものとしては(複数回答)、「仕事内容の紹介」(81.3%)がもっとも多く、「事業内容の紹介」(63.2%)、「1日の流れ紹介」(62.9%)、「インターンシップコンテンツの紹介」(50.5%)がそれに続いた。学生からは、「仕事内容を具体的に知れると、自身に向いているかイメージしやすい」「入社後に活躍できそうかを具体的にイメージしたい」「実際に入社した際の仕事内容や1日の流れを知りたい」といった意見が寄せられている。
就職に関する情報収集で動画を視聴したいタイミングを尋ねた質問では(複数回答)、「インターンシップへのエントリー前」(82.4%)が、他を大きく引き離して最多となった。
企業理解を深めるために参考にしたいものを尋ねたところ(複数回答)、「先輩社員の話」(72.2%)がもっとも多く、以下「人事担当の話」(62.6%)、「第三者の声や評価」(41.2%)が続いている。学生からは、「入社後、先輩上司になる方の話を聞きたい」「実際に働いている人の声が、1番企業のリアルを知れると思う」といった意見が寄せられた。
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