ICT CONNECT 21は「水曜サロン with 赤堀会長」第4期 第8回(通算第53回)を、6月28日にオンラインで開催する。今回のテーマは「学習行動の可視化によって何ができるのか?~ラーニングアナリティクス研究のこれまでとこれから」で、参加費は無料。
「水曜サロン」は、ICT CONNECT 21の赤堀侃司会長と会員をつなげる交流の場として行われているイベント。今回は赤堀会長のほか、九州大学 データ駆動イノベーション推進本部 教授、ラーニングアナリティクスセンター 研究開発部門長の山田政寛氏がゲストとして参加する。
高等教育機関だけではなく、初等中等教育機関にも1人1台端末や、Wi-Fi環境が整備され、ICT活用型授業が広がっている。これにより、さまざまなメディアを活用した授業や、学校のリソースのみでは体験できない学習環境の提供が可能となる。さらに、システムに対するアクセスログ(学習ログ)が蓄積されることも非常に重要なメリットだと考えられる。
九州大学では高等教育を中心にデジタル教材配信システムに蓄積された、粒度が細かい学習ログを活用したラーニングアナリティクス研究を長年行ってきた。高等教育で蓄積した知見の一部は高等学校へ展開もしている。今回のイベントでは大学で行った研究知見を一部紹介しつつ、高等学校で行った実践をメインに紹介し、ラーニングアナリティクスのこれからについて紹介する。
開催日時は6月28日の18時~19時で、Zoomを使用して行われる。ICT CONNECT 21会員以外も参加が可能。参加には事前申し込みが必要で、事前質問締切は6月26日の23時59分、参加申込締切は6月28日の17時。
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