スタディプラスは、同社の提供する学習管理アプリ「Studyplus」の累計会員数が、800万人を突破したことを6月5日に発表した。
「Studyplus」は、2012年に提供を開始して以来、とりわけ中高生から強く支持され、大学受験生の間では2人に1人の割合で利用されている。
さらに、「Google Play」ベストアプリに2年連続(2015年・2016年)で選出されたほか、「第13回日本e-Learning大賞(最優秀賞)」や日本デザイン振興会主催による「2018年度グッドデザイン賞」を受賞するなど外部からも評価されている。App StoreやGoogle Playのストア評価は平均4.5以上を記録し、2022年末にはAppleのマーケティングクリエイティブにも登場した。
スタディプラスが運営するStudyplusトレンド研究所が、大学生1780名を対象に2022年5月27日~6月3日の期間に実施した「大学受験期のスマホを活用した学習に関するアンケート」では、コロナ禍後の受験生はコロナ禍前の受験生と比較して、「スマ勉」(勉強にスマートフォンを活用する)割合が伸長している。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって、学校が一斉休校した時期(2020年3月~5月頃)に「Studyplus」のユーザー数が大きく伸長したことが、新型コロナ禍での「スマ勉」の伸長を裏付けている。休校解除後も上昇傾向が続き、2023年2月時点で「Studyplus」のアクティブユーザー数は4年前の3倍以上に達した。
さらに、全国の「Studyplus」ユーザーを対象に実施した、「Studyplus」の活用に関するアンケート(5月27日~29日の期間に行われ、5977名が回答)によれば、「Studyplus」を知ったきっかけとしては「友だち・先輩・家族・学校・塾などのリアルな口コミ」(38.0%)がもっとも多く、「TwitterやInstagramをはじめとしたSNSの口コミ」(21.1%)が続き、口コミきっかけが約6割に達している。
「Studyplus」を使い始めてよかったことを尋ねたところ(複数回答)、「勉強のモチベーションが上がった」「勉強時間が増えた」「勉強が習慣化した」が上位を占めた。
「Studyplus」の使用によるモチベーション向上の理由としては、「自身の勉強時間がグラフで見えるようになったため」や、「ライバルや友だちの勉強記録が見えるようになったため」を挙げる回答が多い。勉強記録が可視化されることで、学習継続に効果をもたらすことが明らかになっている。
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