地域・教育魅力化プラットフォームは、同法人が実施している「地域みらい留学」の受け入れ学校数が100校を突破したことを、4月27日に発表した。2024年度4月入学生向けオンライン合同学校説明会の第1弾は、6月10日・11日に開催する。
「地域みらい留学」は、居住する都道府県の枠を越えて生徒が全国各地の魅力ある公立高校に進学できる仕組み。高校進学の選択肢を広げ、子どもたちにさまざまな学びの環境を提供するとともに、過疎地域の少子高齢化・人口減少問題の解決を目的として2017年にスタートした。2023年4月末時点で、全国33道県100校以上が留学先として登録されており、北海道から沖縄までその土地に密接した多種多様な教育カリキュラムを備えて生徒を受け入れる。
受け入れ学校の1つである長野県白馬高等学校は、「国際観光科」という特色ある学科を有し、豊かな白馬・北アルプスの自然環境を活かし観光を軸とした地域づくりを進めている。学校敷地内に公営塾を整備し、学生寮や下宿環境も整えており、学習面と生活面から留学生をサポートする。
愛媛県立長浜高等学校は国内初の水族館を有しており、水族館部・部員の高校生が水族館の管理している。月に一度の一般公開日は、すべての運営を高校生が行うほか、一つひとつの水槽を管理しつつ海や生き物について学ぶ授業や、海洋生物の繁殖に挑戦する授業など、独自の環境を生かした授業も行う。
北海道大空高等学校は2021年に開校した新しい高校で、自身の学びたい科目を自身で選択し、自身で時間割を作るのが特徴。主体的に学ぶ力を育むため、定期テストは実施していない。
2024年度4月入学生向けオンライン合同学校説明会は、参加費無料で事前登録が必要となる。第1弾は現在参加申し込みを受け付けており、第2弾を7月22日・23日、第3弾は8月26日・27日、第4弾は9月23日・24日の開催を予定している。
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