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公立中高一貫校の受験、志望校選択・受験のきっかけともに「子ども」自身が主体に【栄光ゼミナール調べ】

 栄光が運営する進学塾「栄光ゼミナール」は、今春に公立中高一貫校を受験した受験生とその保護者を対象に実施した、「受験生アンケート」の結果を4月20日に発表した。同調査は、栄光の教室に在籍し、公立中高一貫校の2023年度入試を受験した受験生とその保護者に対して、1月11日~2月25日の期間に行われ、受験生131名、保護者116名から回答を得ている。

 調査対象者のうち保護者に対して、最初に中学受験をしようと考えた人を尋ねたところ、「母」(42.2%)がもっとも多く、「子ども本人」(40.5%)がそれに続いた。

 同じく保護者に、受験についての選択はおもに誰が決めたかを尋ねた質問では、「子ども本人」(62.1%)が最多となっている。

 受験生に、志望校を決めた時期を尋ねたところ、公立中高一貫校の受験対策が本格化する「小5」(54.2%)がもっとも多かった。

 保護者に、学校や受験情報をどのように収集していたかを尋ねた質問(複数回答)では、「学校ホームページ」(74.1%)が最多となり、「学校のイベント」や「塾の先生」(ともに56.9%)からの情報も多く活用されている。

 受験生・保護者それぞれに、志望校・受験校を選ぶ上で学習面において重視したポイントを尋ねたところ(複数回答)、受験生・保護者ともに「教育方針・校風」挙げる回答がもっとも多く、受験生では77.9%、保護者では79.3%を占めた。

 同じく受験生・保護者それぞれに、志望校・受験校を選ぶ上で学習面以外で重視したポイントを尋ねた質問(複数回答)では、受験生では「クラブ活動が充実」(48.2%)、保護者では「通学が便利」(55.2%)が最多となっている。また、受験生・保護者ともに「在校生の雰囲気」を重視していることが明らかになった。そのほか、受験生は「制服」「文化祭などの学校行事が盛ん」「クラブ活動が充実」など、6年間の学校生活や行事も重視しており、保護者は「授業料などの経費」も重視している。

 受験生・保護者それぞれに、受験とはどのようなものだったかを尋ねたところ、受験生では「学力の向上に役立った」(64.1%)がもっとも多く、「実力を試すことができた」(52.7%)がそれに続いた。保護者では「(子どもの)精神的成長に役立った」(75.0%)が最多となっている。

 受験生に、受験を乗り越える上で精神的な支えとなった人を尋ねた質問(複数回答)では、「母」(82.4%)がもっとも多く、「塾の先生」(74.0%)、「塾の友達」(56.5%)、「学校の友だち」(44.3%)がそれに続いた。

 保護者に、習い事やクラブを続けた時期を尋ねたところ、「辞めずに続けた」が44.8%に達している。

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https://edtechzine.jp/article/detail/9292 2023/05/09 10:00

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