教育ネットとミラボは、両社が共同開発したクラウド型デジタルAI教材「らっこたん」を使用した「第3回全国統一タイピングスキル調査」を、4月~7月末日に実施する。これに伴い、調査に参加可能な自治体と小中学校の募集を開始した。
「らっこたん」は、タイピングスキルや情報モラルの基礎知識だけでなく、身近な情報を活用する場面を疑似体験しながら情報活用能力を身につけられるクラウド型デジタル教材。特にタイピングスキルはAI技術を活用し、個人の習得度に合わせて効率的にスキルを習得できる。
同調査は全国の小中学生を対象に実施し、自治体・学校単位で子どもたちのタイピングスキルを可視化することで、より活発な端末の活用に必要なスキルの習得を促すことを目的としている。調査を受けたその場で自治体・学校・受検した児童生徒それぞれがグラフ化されたデータを確認でき、詳細データは後日、自治体・学校へレポート形式でフィードバックされる。
2022年度は第1回、第2回の計2回の調査を実施し、のべ2万4488人の児童生徒が参加した。その結果、学年別1分間あたりの正しい入力文字数などの統計結果を得られた。第3回である今回からの参加も可能で、第1回、2回より引き続き参加する場合は、前回調査結果との比較レポートからタイピングスキルの推移を確認できる。
調査の概要
- 調査実施期間:2023年4月~2023年7月31日
- 対象:全国の自治体・小中学校
- 参加費:無料
- 調査コンテンツ:アルファベットの入力、小学校1年生で習った漢字を使った短文
調査実施の流れ
- 申し込み
- タイピング調査実施日決定
- 自治体内の全小中学校で実施
- 2種類の結果をフィードバック(システム内通常画面に「地域全体」「学校別」「学年別」/全体比レポート形式 ※後日送付予定)
なお、同調査の参加には専用ページからの申し込みが必要。
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