チエルは、学校教育現場のICT活性化マガジンである『CHIeru Magazine(チエルマガジン)』2023春夏号を、4月3日に刊行する。これまで同様、全国の教員や学校関係者を対象に無料配布するとともに、誌面に登場した教員を招いて、掲載事例をさらに深掘りするオンラインセミナー「チエルマガジンセミナー2023春夏」を、4月16日にオンラインで開催する。
『CHIeru Magazine』は、小学校から大学までの学校現場を対象に多くの教育の情報化推進担当者から購読されている、チエル独自の教育ICT情報誌。発行は年2回(4月上旬・10月上旬)。教育政策をはじめ、ICT環境整備の必要性についての有識者インタビューや、学校および教育委員会のICT活用事例の紹介といった、学校現場におけるICT利活用に関する最新情報を掲載する。
今回、刊行される2023春夏号の小学校・中学校版では、Special Interviewとして東北大学大学院 情報科学研究科の教授であり、東京学芸大学大学院 教育学研究科の教授でもある堀田龍也氏を招いて、「GIGAスクール3年目スタート 令和の日本型学校教育の実現に向けて今年度すべきことは」と題して話を聞く。
高校・大学版では、Special Interviewとして大阪府教育庁 教育振興室 高等学校課 教務グループ首席指導主事である松下信之氏、同主任指導主事である今井尚人氏を招いて話を聞いた「『生きた英語』で話す力を高め、異文化を探求する姿勢をサポート」と、武蔵野美術大学 造形構想学部クリエイティブイノベーション学科 教授の若杉浩一氏による「『デザインの力』で共同体に飛び込む未来を創る自立した人材を育成」を掲載している。
2023春夏号の刊行にあわせて開催される「チエルマガジンセミナー2023春夏」では、「~指導者から学ぶ!令和の日本型学校教育の実現に向けて『クラウドの良さ』を活かした活用へと進んでいこう~」と題して、授業、校務、教員研修などあらゆる場面で積極的にクラウドのよさを活かしたICT活用を行っている座間市立中原小学校の事例と、学校現場の声を丁寧に拾いつつ子供や民間事業者も巻き込んだ効率的な取り組みを実践している甲府市教育委員会の事例を紹介する。
セミナーの参加対象は、都道府県および市区町村の教育委員会、および全国の学校現場の教員。参加費は無料で、開催当日の9時までの事前申し込みが必要。
開催日時は4月16日11時~12時。
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