積水ハウスは、同社がゴールドパートナーとして応援している「Minecraftカップ2022全国大会」の最終審査会と表彰式が、2月5日に同社の「SUMUFUMU TERRACE新宿」(東京都新宿区)にて開催されたことを発表した。
最終審査会では、39組のファイナリストがMicrosoft Teamsを通じてプレゼンテーションを行い、その様子はYouTubeでライブ配信もされた。
同大会のテーマは「生き物と人と自然がつながる家・まち~生物多様性を守ろう~」で、SDGs目標のうち「14:海の豊かさを守ろう」と「15:陸の豊かさも守ろう」の両方またはどちらかを取り入れ、生物多様性保全のワールドを作成した。
積水ハウスが授与する「人と自然がつながる幸せ住まい賞」は、ジュニア部門のCCさんによる「雷さまの方舟」が獲得している。同作品は「その土地にあった在来種を増やすこと」と「動物と人が楽しく過ごせること」をテーマにしており、砂漠化した土地をもとに戻すためにやってきた「雷さまの方舟」は安宅船を参考にし、環境問題と戦う船という意味が込められているという。
人間がこわしてしまった土地に探査機が出向いて、生き物を一時保護するとともに、その土や植物を持ち帰って研究し、研究後は植林をして生き物を戻して地球の土地をよみがえらせる、というストーリーでワールドが表現されている。特にこだわった点は植林で、実際に会津へ出向いて森林保護や植林の体験から得た知識をもとに、植物を植える間隔や種類まで細かにデザインしたという。
そのほか、「サステナブルまちづくり賞」にはヤング部門で出場した16名のチームCoding Lab Urban Codersによる「Code Tropolis Nature」、ジュニア部門の「最優秀賞」にはCCさんによる「雷さまの方舟」、ミドル部門の「最優秀賞」にはチーム高砂小による「Symphony of Lives(いのちのシンフォニー)」、ヤング部門の「最優秀賞」にはmetaleさんによる「巨大樹がつなぐ生命」が、それぞれ選ばれている。
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