エレコムは、iPad用のケース一体型パソコン学習用キーボード「KEY PALETTO Folio(キーパレット フォリオ)」について、ディスプレイ出力に対応した「KEY PALETTO Folio iPadケース」(TK-KP14UMBK)を6月24日に発売した。税込価格は2万900円。

「KEY PALETTO Folio」はiPadケースとキーボードが一体となった製品で、iPadでの学習時に正しいキー入力を覚えられる。キーボードは、ローマ字入力にフォーカスして入力される文字と同じ小文字をメインに印字し、原色に近い分かりやすい配色となっている。押し間違いによる混乱回避のため使用頻度の低い機能を取り除き、プログラミングやタブレット学習に特化した機能を盛り込んだ独自の日本語配列(JIS)を採用する。
iPad本体とケースはUSB Type-Cポートで接続し、キーボードはポゴピン経由で動作するため安定した接続が可能となる。さらにケースとキーボードは分離可能で、校外学習でiPadを持ち出す際はケース単体で使える。
教室の学習机で教科書や筆記用具と並べて置けるよう、省スペースで使えるコンパクト設計を実現する。iPadとケースの接続部にはiPadのUSB Type-Cポートに負担をかけない可動式コネクターを採用するとともに、コネクター自動ロック機能も搭載しているので、子どもの手遊びを防げる。

今回発売された、ディスプレイ出力対応の「KEY PALETTO Folio iPadケース」は、ケース側に充電・通信・デジタルビデオ出力が可能なUSB Type-Cポートと、直径3.5mmのオーディオジャックを搭載している。キーボードを外してケース単体で使用する場合でも、映像の出力やiPadの充電、イヤホンやヘッドホンの使用が可能となっている。
肩掛けや画板スタイルでの利用にも対応する4か所のストラップホールを備えるほか、タッチペンをストラップで取り付けられ紛失を防げる。また、ケース上部にはタッチペンを収納できるペンホルダーも備えている。

さらに、本体裏面に大きめののぞき穴を設けたことで、ケースを装着したままでもiPad本体に貼った管理用シールが確認でき、端末の管理に役立つ。なお、ケース単体使用時は、自由に角度を調整して使用できるハイブリッドなスタンドスタイルを採用した。


そのほか、交換用iPadケース(TK-KP14UMBKC、税込1万4300円)や、交換用キーボード(TK-KP14UMBKK、税込8250円)も用意している。
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