千は、保育関連の147の製品・サービスを19分野に分類して掲載した「保育Tech・給食食育サービス カオスマップ2023」を3月2日に公開した。
「保育Tech・給食食育サービス カオスマップ2023」は、保育施設の職員に活用してもらうことを目的に、保育の事務業務の負担軽減や質の向上に寄与する保育Techサービスと、給食業務や食育推進を補助するサービスを中心にまとめられている。また、保育者と保護者の間で話題にあがるとされる子育て関連サービスについても、子育Techサービスとしてまとめた。
「写真販売」は、運動会や発表会といった季節行事などで撮影された写真の販売、サンプル写真の貼り出しや集金・集計までオンライン上やアプリで行えるサービス、「アルバム」は卒園アルバムの作成を行えるサービス、「動画」は日常や行事の様子を動画で配信あるいは販売できるサービスとなっている。
「IoT」は午睡や検温などのチェックをオンライン上やAIを用いて行えるサービス、「ドキュメンテーション」は毎日の保育活動を写真やコメント付きで記録できるサービス、「登降園管理」は保護者がタブレット端末の操作やQRコードをかざすことで園児の登園・降園の記録ができるサービス、「書類作成」は指導案や日誌など監査提出用書類の作成がオンライン上で行えるサービス、「連絡帳」は園児の日常の様子や健康状態などを記入する連絡帳のやりとりなどを、オンライン上で行えるサービス、「バス情報」は保育施設の送迎バスの位置情報が分かるサービス、「勤怠管理」は園児と同様にタブレット端末の操作やQRコードをかざすことで先生の勤怠記録ができるサービスが含まれる。
「コミュニケーション」は保護者同士のコミュニケーションSNSサービス、「子育てアプリ」は子育て情報や成長記録、絵本など子育てに役立つアプリケーションサービス、「情報メディア」は園遊びのアイディアや、子育てに役立つコンテンツを配信しているサービス、「サブスク」はおむつやおもちゃなど保育/子育てグッズのサブスクリプションサービスとなっている。
「献立・検食簿」は献立作成や検食簿の記録ができるサービス(一部Tech以外のサービスを含む)、「委託給食」は給食業務の一部、またはすべてを請け負うサービス、「給食食材配達」は給食に必要な食材を配達するサービス、「食育」は体験学習等を通じて食に関する知識を深めるプログラムを提供するサービスが該当する。
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