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ニュース

非クリエイティブ職もクリエイティブツールスキルが重要になっていることが明らかに【アドビ調査】

 アドビは、求職・転職者200名を対象に実施した、「クリエイティブツールスキルの企業採用におけるニーズの変化」に関する調査結果の2022年度版を、2月21日に発表した。同調査は、2022年12月3日~5日の期間に行われている。

 マイナビが運営するサイト「マイナビ転職」内で記載されている「対象となる方」の欄における、クリエイティブツールスキルを含む非クリエイティブ職全体の求人掲載総数は、2010年起点と比較して2022年時点で約4倍に増加。中でも「営業」では約4倍、「企画・経営」では約2.4倍、「管理・事務」では約4.7倍に増加していることがわかった。

 中途採用担当者に、非クリエイティブ職の正社員採用にあたって、クリエイティブツールスキルの重要性が高まっていると感じるかを尋ねたところ、「高まっている」とする回答は約7割に達している。また、求職者の約7割が近年転職を行う際に「クリエイティブツールスキルを持っていることが重要だと感じる」と回答した。

 非クリエイティブ職の中途採用者の給与を、クリエイティブツールスキルを持っている人と、同等の能力ながらクリエイティブツールスキルを持っていない人とを比較すると、月給ベースで平均3.8万円程度の差があることが明らかになっている。

 派遣採用担当者に、非クリエイティブ職の採用にあたって、クリエイティブツールスキルを持つ人を優先する場面が増えてきたかを尋ねた質問では、「増えている」とする回答が約8割を占めた。

 クリエイティブツールスキルを持っている派遣社員と、同等の能力でかつそのスキルを持っていない派遣社員と比較した場合、時給ベースで平均82.8円(月給ベースでは平均1万4572円相当)の差が発生する。

 社内において、クリエイティブツールスキル向上を目的とした取り組みを実施しているかを尋ねたところ、「実施している」または「実施予定」という企業が52.5%を占めている。

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https://edtechzine.jp/article/detail/8937 2023/02/22 17:00

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