クリスクは、全国の15歳以上69歳以下の男女300名(10~60代まで各年代50名ずつ)を対象に実施した、通信制高校のイメージに関する調査の結果を2月7日に発表した。同調査は、2022年12月19日に行われている。
調査対象者に、自身やその周囲に通信制高校に通っている・通っていた人がいるかを尋ねたところ、「いる」という回答は18.33%だった。
20代以下では「いる」という回答は平均35%となっており、30代以下の「いる」という回答が平均10%なのと比較して、若年層では高い割合で身近に通信制高校へ通う・通っていた生徒がいることが明らかになっている。
通信制高校のイメージについて尋ねた質問では、「とてもよい」と「よい」を合わせた割合が45%、「あまりよくない」と「よくない」を合わせた割合が55%と、ほぼ半々となった。
年代別でみると、身近に通信制高校へ通う・通っていた生徒がいる20代以下では、「とてもよい」と「よい」を合わせた割合は、前回調査と比較してやや減少しているものの大きくは変わっておらず、50代以上では割合が大きく伸びている。年代ごとの変化はあったものの、全体としては前回調査から大きく変わっていない。
通信制高校にはどんな生徒がいるイメージかを尋ねたところ(複数回答)、「仕事やアルバイトをしている」(56%)がもっとも多かったものの、前回調査(61.33%)と比較するとやや減少した。「やりたいことに時間を使いたい人」(28.67%)という回答が、前回調査からもっとも増加している。
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