保育ICT推進協会は、保育のICT化に前向きに取り組んでいる職員・施設を応援する取り組みの一環として、保育のICTに関する能力の見える化を目的とした「保育ICT検定」を創設・実施することを、1月24日に発表した。2月18日に同検定「初級」の実施を予定しており(無料)、同資格の取得によって保育施設内でICTを推進している職員の後押しや人材育成が可能になる。
「保育ICT検定」は、保育現場で必要とされているITの知識を深めるとともに、ICTの知識と活用スキルを持った人材の育成、園内で職員がICTの知識を共有することで、問題発生時でも自分たちで解決に導ける、自走できる施設への移行、能力を見える化することによる、ICT活用を推進している職員の後押しを目的としている。
2月18日に検定の実施を予定している「初級」は、
- ICTの基礎知識
- 保育システムについて
の知識を測るもので、ICTシステムを積極的に活用でき、施設内のICT化プロジェクトに参画可能なレベルとして認定する。全国で多くの導入実績があるコドモンを例に、保育システムの基本機能などを取り上げることで、より実践的なICT化について学べる。
受験対象は以下の通り。
- 保育者(保育施設関係者)
- 保育とICTに興味のある人
- 保育士を目指す学生
受験料は無料で、オンライン事前講座(30分)を受講した後に、試験用ページへアクセスしてオンラインで受験する。なお、講座後の試験正答率65%が合格となる。
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