FCEエデュケーションとPOPERは、学校や学習塾といった教育現場におけるDX化をさらに推進し、生徒の学習効果の向上と保護者コミュニケーションの強化を目的とした、業務提携契約を締結したことを1月19日に発表した。
POPERは、学習塾を中心とする教育事業者などを対象に、バックオフィス業務の効率化および保護者とのコミュニケーションを強化すべく、SaaS型業務管理プラットフォーム「Comiru」、および「Comiru」と連動してリモート教育をより効果的に実現するオンライン授業・自宅学習支援サービス「ComiruAir」や、講師などの労務管理・コミュニケーションサービス「ComiruHR」を提供している。
FCEエデュケーションは、「7つの習慣J」をはじめとする生徒・学生の主体性を育むプログラムや教材、また教職員のオンライン教育研修システムなどを、公立・私立の中高学校に提供してきた。中でも、PDCAサイクルが身につく中高生向けビジネス手帳「フォーサイト」は、累計160万部を記録し、現在900校以上の中学校・高校に導入されている。2023年度からは、GIGAスクール構想によって進むICT利活用のさらなる促進に向けて、「フォーサイト」をベースに開発した中高生向けデジタル手帳「フォーサイトアプリ」を提供する。
今回の業務提携によって、「フォーサイトアプリ」を学校現場だけではなく、学習塾などの民間教育現場への導入も促進し、より多くの生徒のスケジュール管理を含めた学習習慣の確立と学習効果の向上を図っていく。
さらに、学習塾などの民間教育だけでなく学校教育におけるICT市場においても、「Comiru」を有償提供していく。同製品の活用を通じてバックオフィス業務の効率化、および保護者とのコミュニケーションを強化し、これまでの学習方法や校務の在り方を見直しつつ、さまざまな教育現場におけるDX化を推進する。
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