学研エデュケーショナルは、全国の年中から小学3年生までの長子を持つ20代~40代の保護者500名を対象に実施した、「α世代の勉強に関する実態調査」の結果を1月11日に発表した。同調査は、2022年11月18日~23日の期間に行われている。
調査対象者に、自身の子どもは普段自らの意思で机に向かい自主的に勉強をしているかを尋ねたところ、「保護者から声をかけずとも自主的に勉強をしている」という回答は19.8%だった。
子どもに普段から自らの意思で机に向かい勉強してほしいと思うかを尋ねた質問では、「とてもそう思う」と「ややそう思う」を合わせた割合が89.6%に達している。
子どもの学齢別でみると、自らの意思で机に向かう割合は、「小学1年生」(23.0%)がもっとも多く、「年中(4・5歳)」と「小学2年生」(どちらも18.0%)が最低となった。
現在、自身の子どもを塾に通わせているかを尋ねたところ、「通わせている」という回答は11.0%に留まっている。
現在は子どもを塾に通わせていないが、今後は通わせたいと思っている保護者に、何歳から通わせる予定かを尋ねた質問では、「小学3年生」(19.7%)がもっとも多かった。
現在、自身の子どもを塾に通わせている保護者に、何歳から通わせているかを尋ねたところ、「小学1年生」(29.1%)が最多となっている。
現在、子どもに身に付けてほしい能力としては(複数回答)、「何事も自分でやり切ろうとする力」(68.8%)、「コミュニケーション力」(66.6%)、「物事に集中して取り組む力」(60.4%)が上位を占めた。
自身の子どもの勉強の指導方法について悩んだことがあるかを尋ねた質問では、「よくある」と「ややある」を合わせた割合が55.8%に達している。
子どもの年代別でみると、「よくある」「ややある」という回答は「小学1年生」と「小学3年生」(どちらも60.0%)がもっとも多かった。
長期休み時に、子どもが宿題に手を付けるタイミングを尋ねたところ、夏休みでは「28日~35日未満」(28.2%)が最多となっている。
一方、冬休みでは「0~7日未満」(34.6%)がもっとも多い。
自身の子どもに対して、友だち作りよりも学力の方が心配だと思うかを尋ねた質問では、「とてもそう思う」と「ややそう思う」を合わせた割合が45.0%を占めた。
子どもの年代別では、「小学1年生」(52.0%)が最多となっている。
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