学情は、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「選考参加」に関するアンケート調査の結果を、1月6日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2024」来訪者に対して2022年12月1日~11日の期間に行われ、526名から有効回答を得ている。
調査対象者に、選考への参加経験を尋ねたところ、選考に参加したことが「ある」という回答が52.7%に達した。
選考に参加したい企業が決まっているかを尋ねた質問では、「3~5社」(34.8%)がもっとも多く、以下「1~2社」(16.9%)、「6~9社」(14.1%)、「10社以上」(7.8%)が続いており、7割超の学生が採用広報解禁前に、選考に参加したい企業を決めている。学生からは「インターンシップに参加し、仕事内容や社風をイメージできた」「夏のインターンシップで業務を体験し、志望度が高まった」「インターンシップに参加した企業から、一次選考免除の案内をもらった」「内定を得たら入社したいと思える企業に絞って選考に参加しようと思っている」といった意見が寄せられた。
就職活動を終えたい時期としては、「2023年6月末まで」(29.3%)が最多となり、「2023年のゴールデンウイークまで」(17.9%)がそれに続いている。学生からは「大手企業を志望しているので、大手の選考が集中する5月・6月まで就職活動をする予定」「5月・6月に選考を実施する大手企業での内々定獲得を目指している」といった意見が寄せられている。さらに、「3年生のうちに終えたい」という回答も12.7%に達し、学生からは「インターンシップに参加した企業から早期選考の案内をもらっている。志望度が高い企業なので、内々定が出たら就職活動を終えたい」「ベンチャー企業を志望しているので、3年生の3月までに選考が実施される予定」「既に複数の選考に参加しているので、3年生のうちに就職活動を終えることを目安にしている」といった意見が寄せられた。
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