ライフイズテックは、城南進学研究社が運営する個別指導塾「城南コベッツ」の直営全教室へ、学習塾向けの「情報AIドリル」を、2022年12月から提供開始したことを発表した。これまでは東京・神奈川の4教室への提供だったが、本格的な「情報I」対策ニーズの高まりを受けて、直営全教室となる46教室に拡大する。
2022年度から全国の高等学校で開始した新学習指導要領では「プログラミング」や「データの活用」などを学ぶ共通必履修科目「情報I」が新設された。加えて、現高校1年生が受験する2025年の大学入学共通テストでは「情報」が新たな教科として取り入れられる。これにより、今後多くの国公立大学などが共通テストでの「情報」の選択を必須にするとみられ、本格的な試験対策が求められている。
ライフイズテックでは、中学・高校向けにプログラミング学習用EdTech教材「Life is Tech ! Lesson(ライフイズテック レッスン)」を提供している。この「つくる」ことで学びながら体系的に知識も身に付くEdTech教材開発のノウハウを生かし、共通テスト「情報」を本格的に学べるAIドリルを開発し、学習塾向けに展開している。
「城南コベッツ」は、生徒一人ひとりに最適化されたオーダーメイド学習プログラムを提供する個別指導塾。「情報AIドリル」は、AIドリルが生徒一人ひとりの教員になり「情報」を楽しく学びながら苦手箇所を反復学習する個別最適化された学習カリキュラムで、プログラミングのプロ講師が質問にもオンラインでリアルタイムに対応し、一人ひとりの学習を丁寧にサポートする。生徒自身が実習しながら学ぶインプットとAIドリルのアウトプットで、得点力を養成する。
「城南コベッツ」では、すでに採用していた4教室の生徒から「わかりやすい」「学校の定期テスト対策に役立った」といった声が上がり、学習効果が見受けられたことから、直営全教室への導入を決定した。
「情報AIドリル」の特徴は以下の通り。
基礎力定着から共通テスト対策までワンストップで提供
専門的な学習環境の整備が課題となるプログラミングとデータの活用を含む、全単元を網羅している。AIドリルが一人ひとりの弱点を特定し、苦手箇所を反復学習する個別最適化された学習プランを提供する。アウトプットとインプットを徹底的に繰り返し、学校の定期テスト対策から共通テスト対策までワンストップで学習が可能。
プログラミング実行環境でワクワク楽しみながら学べる
苦手な生徒も多い「プログラミング」の単元では、自ら手を動かして学べる「プログラミング実行環境」を用意している。デジタルの問題をデジタルを通じて繰り返し学ぶことで、楽しみながら本質的な理解を促進。入試本番の確かな問題対応力を養成する。
オンライン上でリアルタイムの質問対応が可能
ライフイズテックのプロ講師がオンライン上でリアルタイム(平日18時~21時30分)で質問に対応する。学習塾側の負担なく、これだけで学校の定期テスト対策や共通テスト対策を提供できる。
はじめての「情報」でも安心。管理者向けサポートツールも充実
効率的に生徒の学習マネジメントができる管理者機能や、生徒のつまずきをリアルタイムでキャッチできるアラート機能を備えている。さらに、はじめての「情報」でも安心して生徒募集ができるように、チラシや素材など生徒募集ツールもサポートする。
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