学情は、2024年卒学生を対象に実施した「就職人気企業ランキング」を男女別に比較した結果を、12月2日に発表した。同調査は、4月1日~10月31日の期間に行われ、8345名から有効回答を得ている。
調査結果によれば、男性部門の1位は伊藤忠商事、2位は任天堂となり、13位のバンダイナムコエンターテインメント、14位のバンダイなど「スポーツ・ゲーム」が30位以内に5社ランクインした。女性部門では「スポーツ・ゲーム」のランクインが30社中1社に留まり、女性よりも男性の方が「ゲーム」への関心が高いことがわかる。9位にSky、17位にグーグル、20位にアマゾンジャパンがランクインするなど「IT・ソフトウェア」が支持を集めている点も、女性部門との差異となっている。
女性部門では、1位が資生堂で、2位に講談社、3位に集英社がランクインするなど「マスコミ」が30位以内に8社入っており(男性部門では3社)、男性よりも女性の方が「マスコミ」への人気が高い。また、6位のオリエンタルランド(前年16位)、9位の星野リゾート・マネジメント(前年13位)、18位のJTBグループ(前年20位)といった「レジャー・旅行」関連が順位を上げている点も、女性部門の特徴と言える。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア