スタディプラスは、同社の運営するStudyplusトレンド研究所が、学習管理アプリ「Studyplus」上で全ユーザーを対象に実施した、「SNSの世代別利用傾向調査」の結果を12月1日に発表した。同調査は、9月16日~22日の期間に行われ、3494名から回答を得ている。
調査対象者に、SNS上で、一度は信じた情報が実はフェイクニュースやデマだったことがあるかを尋ねたところ、「フェイクニュースやデマだったことがある」とする回答がZ世代(12~25歳)では6割超に達し、X・Y世代(26歳以上)を上回った。
より詳細な世代別でみると、Z世代の中でも高校生および大学生・社会人などで「信じた情報がフェイクニュースやデマだったことがある」経験をした人が多く、X・Y世代でもミレニアル世代(26~35歳)は「信じたことがある」経験が多い。
SNSで情報に触れる際に、フェイクニュースやデマかどうかを気にしているかを尋ねた質問では、「気にしている」とする回答がZ世代では約9割を占めている。
より詳細な世代別でみると、いずれの世代も8割超に達しており、とりわけZ世代における高校生や大学生・社会人など、ミレニアル世代でフェイクニュースやデマかどうかを気にする意識が高い。
SNSで情報に触れる際に、フェイクニュースやデマかどうかを、何を見て判断しているかを尋ねたところ(複数回答)、Z世代、X・Y世代ともに「他の人の投稿やメディアの記事を調べる」「投稿者の引用元」といったファクトチェックを挙げる回答が多かった。また、Z世代では「投稿へのコメント内容」「投稿者のフォロワー数」「投稿へのいいね数・コメント数」を挙げる傾向も高い。
より詳細な世代別では、ロスジェネ世代(36~45歳)およびバブル世代以上(56歳以上)で、「投稿者のプロフィール」を重視する傾向がみられる。
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