コクヨは、児童生徒用デスク拡張ツール「つくえ+(つくえたす)」を、10月7日に発売した。なお、現在開催中の「2023 KOKUYO FAIR」(オンライン/リアル会場)でも展示して紹介している。
文部科学省が打ち出した「GIGAスクール構想」により、児童生徒1人1台ずつ学習用端末の導入が行われ、教育ICT環境の実現が進んでいる一方で、机上に十分な教材を広げきれない、机上からの端末落下が相次ぐ、といった問題が発生している。
そこで同社は、今ある机に取り付けるだけでPCやタブレットのほか、教材や文房具などの置き場所と落下防止策として使用できる「つくえ+」を開発し、全国発売した。同社は、「つくえ+」で教育ICT環境の実現による多様な学習シーンをサポートし、より豊かな学びの環境を実現する。
「つくえ+」の特徴は以下の通り。
1.タブレットや教材を立てて使用可能
タブレットやPCなどの端末をスリットに立てて閲覧でき、机上面を平面だけでなく立体的に使用することで少ない机上面積を有効活用することが可能。スリットが端末をしっかり支えるため落下しづらく、下端まで閲覧しやすくなっている。
2.教材を広々と無理なく配置
「つくえ+」を取り付けることで、前方に5cm机上面を拡張できる。机の上でスペースを取りがちな筆箱や補助教材なども、スリットを活用してコンパクトに収納できる。
3.簡単に取り付け可能
取り付けは2カ所にボルトをはめ込むだけの簡単な操作のみで行える。ボルトを前方に設置したことで授業中の誤操作や手遊びを防止する。
メーカー希望小売価格は、7260円(新JISタイプ)/6710円(旧JISタイプ)。
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