マイナビは、2024年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生を対象に実施した、「マイナビ 2024年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(9月)」の結果を10月19日に発表した。同調査は、9月20日~30日の期間に行われ、2789名(文系男子:496名、文系女子:1178名、理系男子:536名、理系女子:579名)から有効回答を得ている。
調査結果によれば、9月時点でのインターンシップ・ワンデー仕事体験への累計参加率は、前年比1.6ポイント増の84.7%で、すでに前年の12~1月に近い水準となった。
インターンシップ・ワンデー仕事体験にはじめて参加した時期は「2022年8月」(36.2%)がもっとも多い。
インターンシップ・ワンデー仕事体験への参加時期については、「適切なタイミングで参加できた」(58.1%)が最多となり、「もっと早く参加すればよかった」(32.3%)がそれに続いた。
9月までにインターンシップ・ワンデー仕事体験に参加した学生に、準備状況を尋ねた質問では、「活動に困るほどではなかったが事前の準備が足りないと感じた」(49.1%)がもっとも多く、「まったく事前の準備が足りておらず、内容についていくのに苦労した」(6.2%)と合わせた55.3%が、準備が足りないと感じている。また、準備が足りないと感じた理由としては、「専門用語や企業独自の仕組みなど知っておけばより活動の質が上がった」といった回答が寄せられた。
授業期間にあたる10~12月の時間的余裕と、インターンシップ・ワンデー仕事体験への参加意欲について尋ねたところ、「時間はないが、参加意欲はある」(35.1%)が、前年よりも3.9ポイント増加して最多となっている。
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