日本マイクロソフトは「第8回『校務や授業でICT活用に悩む先生』のための、先駆者から学ぶトライ&ラーニングセミナー」を11月12日に開催する。参加費は無料。
GIGAスクール構想による1人1台端末の展開後、学校でのICT利活用が急務となっている。本セミナーには、全国に先駆けてICT活用を実現している教員が登壇。現場の教員が抱える課題を解決できるような、さまざまなトライ&ラーニングが共有される。
第8回では、児童生徒一人ひとりに最適化された学びに向けてアンケートフォームとBIツールを活用し学習効果を分析する事例と、保護者とのやり取りにMicrosoft Teamsを活用し教師の負担を軽減した事例を、実践者の教員が紹介する。
開催日時は11月12日の13時~14時30分。対象は、小中高等学校の教職員、ICT支援員・GIGAサポーター、その他教育に関する事業に従事している人。参加には事前申し込みが必要。
セッション紹介
【1】Forms と Power BI Desktop を組み合わせた教育データの利活用
草津市立志津小学校 西村陽介教諭
GIGAスクール構想の開始によってICT環境が整い、授業の質や学習の質が児童生徒一人ひとりにどのように作用し、学びがどのような要素で深まるのか。西村教諭はデータ分析の手法で客観的に捉えようと取り組んでいる。
Microsoft Formsを使って児童生徒の自己評価や到達度をデータ収集・蓄積し、Microsoft Power BIでそれぞれの相関を分析。結果を踏まえて一人ひとりに最適な学びの機会を検討し、授業の組み立ての改善につなげている実践事例を紹介する。
【2】教師の負担減に大きく貢献! どう始める、Teams を使った保護者との連絡
東京学芸大学附属小金井小学校 鈴木秀樹教諭、聖徳大学附属取手聖徳女子中学校・高等学校 増田瑞綺教諭
1人1台の端末が配布され、授業でのICT活用が進む中、保護者とのコミュニケーションにもICTの活用を希望する学校が出てきている。
保護者とのコミュニケーションに先んじてMicrosoft Teamsを活用している2つの学校の教員が、保護者との関係性やTeams活用の利点、導入時の苦労、保護者のアカウントはどうしたのかなど、これから導入予定の教員に有益な情報を対談形式で紹介する。
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