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さいたま市教育委員会、「i-FILTER」のアラート通知と警報装置を連動

 さいたま市教育委員会は、デジタルアーツが提供するフィルタリングソフト「i-FILTER」と警報装置を連動させ、児童・生徒が自殺関連サイトへのアクセスを試みた際に、学校側が即座に対応できる仕組みを構築した。

 今回構築された仕組みでは、児童・生徒が教育用コンピュータから自殺関連サイトにアクセスしたことを検知・ブロックした際に、あわせてメールでさいたま市教育委員会・学校教育部・教育研究所の担当者に通知するとともに、メールの受信を契機に警灯、警報を鳴らすコミュニケーション端末と連動させることで、オフィス内にいる全職員に音声でのリアルタイム通知を実現している。

「i-FILTER」と警報装置の連動イメージ
「i-FILTER」と警報装置の連動イメージ

 通知メールの受信、および警報装置による警告を受けると、担当職員は即座に該当する学校の教頭に電話をかけ、コンピュータ室に急行して自殺関連サイトへのアクセスを試みた児童・生徒を特定してもらう。

 こういった、生徒への配慮、即応体制の整備、警報装置の導入を、全校の校長や教頭にあらゆる場を通じて徹底周知した結果、それまでは増加傾向にあった通知メール数が減少する効果が出ているという。


【関連リンク】
さいたま市教育委員会
デジタルアーツ
「i-FILTER」
さいたま市教育委員会の導入事例

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https://edtechzine.jp/article/detail/818 2018/04/03 15:00

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