Another worksは、8月9日に同社が提供する教育機関と複業人材をマッチングするプラットフォーム「複業クラウド for Academy」が尾道市立高西中学校に導入されたことを、9月6日に発表した。広島県の教育機関では初めての導入となる。現在、同プロジェクトに参画する複業アドバイザーを2職種で募集している。
広島県では、15歳の生徒に身に付けてもらいたい力を「自己を認識し、自分の人生を選択し、表現することのできる力」としている。これからの時代、自身の生き方を自ら切り拓いていく力が重要視され、社会に開かれた教育課程の実現が求められているが、そのためにも多様な専門性や経験を持つ大人と関わる機会を設けることが必要不可欠とされている。
同社では、教育機関に「複業クラウド for Academy」を提供することで、専門的な知識を持つ複業人材と教育機関をマッチングする支援を行っている。
この度、外部人材との協働による教育現場のさらなる活性化を目的とし、尾道市立高西中学校で「複業クラウド for Academy」が導入された。今回は、キャリア講演アドバイザー(スポットでの依頼)とダンス指導アドバイザーの複業人材を募集する。
業務開始までのスケジュールは以下の通り。
- 9月6日:公募開始
- 9月20日:公募終了
- 10月上旬:内定
- 10月中旬以降:業務開始
なお、応募には「複業クラウド」への登録が必要となる。
尾道市立高西中学校は、教科授業をはじめ、特別活動や総合的な学習の時間、中学校区で取り組む「志プロジェクト」を柱として、生涯にわたって主体的に学び続け、多様な人々と協働して新たな価値を創造することができる人材の育成を目指している。
「複業クラウド for Academy」は、複業人材が学校教員とともに学校課題解決に取り組み、教育改革の実現を目指すプロジェクト。社会に開かれた教育課程が求められている今、さまざまな専門性や経験を持った複業人材と、生徒や教員の協働を創出する。
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