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GIGAスクール構想から考える生徒指導

1人1台端末の活用状況の格差是正に向けて──GIGAスクール構想の推進で大切なことは何か?

GIGAスクール構想から考える生徒指導 第10回

 GIGAスクール構想がスタートしたことで、教育はどのように変わっていくのでしょうか。筆者は教育委員会事務局の指導主事として、GIGAスクール構想におけるICT教育の推進や授業改革を担当しています。本連載では、読者の皆さまと一緒に「GIGAスクール構想×生徒指導」について考えていければと思います。第10回では「端末活用の促進」について取り上げます。

全国学力・学習状況調査をきっかけに

「チャンスは 今 ここにあります」

 小山宙哉『宇宙兄弟(27)』(講談社、2015年、p.165)

 こちらは、私が大好きなマンガ『宇宙兄弟』の第27巻にあった言葉です。実は今、私たちにもチャンスが来ています。それは、7月末に「令和4年度全国学力・学習状況調査」の結果が公表されたからです。

 この結果に向き合うことで、これからのGIGAスクール構想をどう進めていくか、新たなアイデアが生まれてきそうです。まずは、児童生徒への質問紙調査の中から、GIGAスクール構想の推進に関するものをピックアップしてみます。

  • 授業で1人1台端末を週1回以上使用している割合が小学生で83.3%、中学生で80.7%と、いずれも8割を超えた。
  • 「ほぼ毎日」と回答した児童生徒の割合は昨年度と比べて約15ポイント増加した。

 以上のことから、全国的に見ると、昨年度と比べて端末の活用が進んでいると言えそうです。一方で、次のようなデータもあります。

  • 授業での端末使用の頻度が月1回未満と答えた割合が小学生で5.1%、中学生で5.2%となった。

 もちろん、端末やネットワーク環境などの整備が遅れてしまい、活用が進まなかったこともあったかもしれません。ほかにもいろいろな事情が考えられます。しかし、数値だけで判断すると、端末の活用状況については、学校間で格差が生まれているようです。

 末松信介前文部科学大臣も「端末の活用状況については、学校間で格差が見られる。中には、ネットワーク環境とか、研修機会が不足している学校もあるのではないかと承知している」と会見[※1]で述べられていました。

 そのような格差を是正するためのカギとは、一体何でしょうか。

[※1]文部科学省「末松信介文部科学大臣記者会見録(令和4年7月29日)」より引用

次のページ
格差を是正するカギは何か?

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この記事の著者

吉岡 拓也(ヨシオカ タクヤ)

 神戸市教育委員会事務局教科指導課指導主事。神戸市立高等学校での勤務を経て、現職。  モットーは「委ねる、つなげる、挑戦する」。子どもから、先生から、学ぶことを楽しむ。  神戸市立の学校園に足を運び、GIGAスクール構想における授業・学校改革を支援している。  主な著書に『GIGAスクール構想...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です


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