COMPASSは、9月にサービス提供を開始する学習eポータル+AI型教材「Qubena(キュビナ)」について、令和5年度の全国学力学習状況調査の一部がMEXCBTで実施されるにあたって、全国の自治体への学習eポータルの導入/活用推進支援として、9月から全国の新規利用自治体に対して2023年度末(最大1年7か月)まで無償提供することを、8月31日に発表した。
文部科学省は現在、「教育データの標準化」を推進しており、学習指導要領のコード化に続いて国際標準規格に基づく公的・汎用的なCBTプラットフォームである「MEXCBT」を開発し、段階的な提供を開始している。2023年度の全国学力・学習状況調査では、一部でMEXCBTが活用されることが決定しているため、全国の自治体でMEXCBTにアクセスするための窓口として学習eポータルの導入が必要となっている。
「Qubena」は、AIが児童・生徒1人ひとりの習熟度に合わせて最適な問題を出題するAI型教材。学習eポータル+AI型教材として9月にサービス提供を開始し、子どもたちの主体性を最大限に引き出す「教育データ利活用」のユースケース創出を目指す。
同製品はMEXCBTとの連携だけでなく、「EDUCOMマネージャーC4th」や「ツムギノ」といった校務支援システムとの連携、国際技術標準規格「OneRoster」への対応に加えて、今後はデジタル教科書や他のデジタル教材との連携も見据えている。
あわせて、今回の自治体への「Qubena」無償提供に関するオンライン説明会を、9月7日、8日、13日、21日、22日、26日、27日に開催する(時間はいずれも15時~16時)。
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