COMPASSは、同社が提供するAI型教材「Qubena(キュビナ)」が愛知県豊田市の全市立小中学校・特別支援学校における指導の一環として正式採用され、2022年7月より104校、約3万5000人の児童生徒が利用開始したことを、8月2日に発表した。
「Qubena」は、児童生徒一人ひとりの習熟度に合わせて最適な問題を出題するAI型教材。2021年度には小中学校の5教科対応版がリリースされ、全国の小中学校1800校で、約50万人が利用している。
豊田市では、基礎知識の習得場面においてQubenaを活用した「個別最適な学び」を推進することによる学習効率の最大化を図ることを目的として、市内全小中学校・特別支援学校104校(小学1年生~中学3年生)約3万5000人での「Qubena」導入を決定した。
「Qubena」を利用し知識技能習得の効率を高めることで、活用や探究の場面で同市が特に大切にしている「協働的な学び」をさらに推進し、児童生徒が未来を切り拓くための資質・能力の育成につなげられることに期待が寄せられている。
また「Qubena」は解答だけでなく考えるプロセスもログとして残せるため、学校と家庭でよりシームレスな学びの環境が実現するとともに、児童生徒の幅広い特性に対応した個別最適な支援を実現できること、他学年の問題にも取り組むことができること、画面上で文字や図表を拡大できることなど、「Qubena」が持つ機能を生かすことで、障がいのある児童生徒や外国人児童生徒など、特別な配慮が必要な児童生徒の学習を支援することができる点も評価されている。
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