アシアルは、茨城県が推進する「プログラミング・エキスパート育成事業」にプログラミング学習環境「Monaca Education」を提供することを、7月14日に発表した。
茨城県では独自の事業として、2018年度より茨城県教育委員会が中心となり、全国トップレベルのプログラミング能力を持つ中学生・高校生を育成するために「プログラミング・エキスパート育成事業」を実施してきた。
アシアルは、2020年度より同事業に「Monaca Education」を提供し、中学生・高校生がアプリコンテストへの出品を目指した作品づくりを通じたプログラミング学習の支援を行っている。2021年度は「プログラミング・エキスパート育成事業」を通じて多くの作品が生み出され、常陽銀行主催「Joyo High school テックコンテスト」などのコンテンツへの出品が行われた。
茨城県「令和4年度 プログラミング・エキスパート育成事業」アソシエイト支援の対象は、茨城県内の中学校・高等学校・義務教育学校・中等教育学校・高等専門学校・特別支援学校生徒および教職員(国公私立問わず)。「Monaca Education」は11月30日末まで無償で提供される。そのほか、教員向け研修会も開催される。
「Monaca Education」は、HTMLやJavaScriptといったWeb標準言語でスマートフォンアプリをつくりながらプログラミングを学び、生活や社会の問題解決をする力を養うことができる学習ツール。特別なソフトウェアのインストールは不要であり、ブラウザを用いてクラウド環境でプログラミング学習を進めていくことができる。学校だけでなく自宅での予習復習も行うことが可能で、これまでに1000以上の教育機関で利用されている。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア