紀伊國屋書店は、国内外の大学・公共図書館などの機関向けに提供している学術電子図書館サービス「KinoDen(Kinokuniya Digital Library)」にて、オトバンクとの連携によるオーディオブックの提供を開始することを、6月29日に発表した。
今回の連携によって、オトバンクから「KinoDen」へコンテンツが提供され、ビジネス書や一般教養書、文芸書といったオーディオブック約3000点が新たにコレクションへ加わる。図書館は、電子書籍と同様に、買切型モデルでのオーディオブックの購入が可能になる。
図書館の利用者は、「KinoDen」が採用する電子書籍アプリ「bREADER Cloud」を通じて、自身のスマートフォンやタブレット端末でオーディオブックを聴くことができ、アプリならではの快適な操作やバックグラウンド再生もできる。また「KinoDen」では電子書籍とオーディオブックの横断検索によるコンテンツの相互発見が可能となり、同じ書籍が電子書籍とオーディオブックの両方のフォーマットで図書館から提供される場合、自身の利用スタイルに合わせて使い分けられる。
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