ディスコは、同社が運営する進学情報サイト「キャリタス進学」会員の高校生を対象に実施した、進路決定状況と進路選びに関する調査の結果を6月29日に発表した。同調査は、3月23日~4月11日の期間に行われ、995名(3年生:337名、2年生:436名、1年生:222名)から有効回答を得ている。
調査対象者のうち、高校3年生の進路決定状況は、3月の調査時点で「1校」(47.8%)という回答がもっとも多かった。
進学した学校を受験した際の入試形態を尋ねたところ、「一般選抜」(41.1%)の回答がもっとも多かった。しかしながら、「一般選抜」の割合は過去2年の同調査から年々減少している。また、2022年度では「大学入学共通テスト利用入試」の割合も1割を下回った。一方で、「総合型選抜(AO入試)」は過去2年よりも増加し、2019年度から5.6ポイント増の20.2%となった。
コロナ禍での受験で、苦労したことや大変だったこととしては、「志望校のオープンキャンパスに参加できなかった」が40.3%ともっとも多かった。とはいえ、ほとんどの項目では昨年度よりも減少している。
オープンキャンパスの参加経験について学年別に尋ねたところ、全学年で昨年度よりも参加の割合が増加した。来校型とオンライン型の参加割合としては、1年生はオンライン型が多く、2年生はほぼ同率、3年生は来校型が多かった。
進路や出願先を検討する際の相談相手について、学年別に尋ねたところ、全学年で「母親」が7割超となった。「高校の担任の先生」は学年が上がるにつれて増加しており、3年生では64.3%となっている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア