LINEは、同社が運営するスマートフォン専用リサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」が、日本全国の18~59歳の男女を対象に実施した、インターネット上で講座の受講ができる「オンライン学習」の現状の認知率や利用経験率、今後の流行予想などに関する調査の結果を6月22日に発表した。同調査は、5月16日~18日の期間に行われ、2108名から有効回答を得ている。
調査対象者に、オンライン学習の認知度を尋ねたところ、「知っているし、利用している」という現在利用率は18%、「知っているし、以前利用していたが、いまは利用していない」を含む利用経験率は32%だった。男女別の認知度は女性の方がやや高く、女性では年代による認知度に差異はみられなかったが、男性では30~50代と比較して10~20代の方がやや高い。また、「知っているし、利用している」と「知っているし、以前利用していたが、いまは利用していない」を合わせた利用経験率は、10~20代の男性がもっとも高く、5割弱となっている。
オンライン学習を利用している人が、現在身の回りにどれくらいいると思うかを尋ねた質問に対する回答を、100人中どのくらいの人が利用していそうかをスコアとして算出した数値でみると、オンライン学習の流行体感スコアは全体で24.5となり、年代別では男女ともに30~50代よりも10~20代のほうが高いスコアとなった。利用経験率が高かった10~20代の男性がもっとも高く(31.0)、30~50代の男性では21.9に留まっている。
1年後に、自身のまわりでどのくらいの人がオンライン学習を利用していると思うかを尋ねた質問に対する回答を、100人中どのくらいの人が1年後に利用していそうかを算出した数値でみると、オンライン学習の流行予想スコアは全体で40.0で、男女別では女性の方がやや高く、年代別では男女とも30~50代と比較して10~20代のスコアがやや高かった。
今後の、オンライン学習の利用意向を尋ねたところ、「ぜひ利用してみたいと思う」と「機会があれば利用してみたいと思う」を合わせた割合は48%となっている。男女別では大きな差がみられないものの、女性のほうがやや高く、年代別では男女ともに現在利用率も高い10~20代では利用意向も高く、とりわけ10~20代の女性は6割弱を占めた。
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