COMPASSは、同社が提供するAI型教材「Qubena(キュビナ)」が宮崎県延岡市の全市立小中学校における指導の一環として正式採用され、2022年4月より42校、約5000人の児童生徒が利用開始したことを、6月16日に発表した。
「Qubena」は、児童生徒一人ひとりの習熟度に合わせて最適な問題を出題するAI型教材。2021年度には小中学校の5教科対応版がリリースされ、全国の小中学校1800校で約50万人が利用している。
延岡市は、教育委員会が作成した「わかあゆ教育プラン」における基本目標に、「幼児教育および義務教育諸学校における教育力の向上」を掲げ、基本方針のひとつにICT利活用の推進を設定。ICTを活用した個別最適かつ協働的な学びの実現に向け、同市における学校教育の情報化を力強く推進していくために、1人1台端末環境による児童生徒・教員の力を最大限に引き出すための取り組みを行っている。
その取り組みのひとつとして「Qubena」を2020年度より段階的に導入し、2021年度は市内全小中学校の小学5年生と中学2年生で利用していた。その結果、児童生徒一人ひとりの到達度に合わせた学習の充実につながる点が評価され、この度の市内全小中学校42校(小学5年生~中学3年生、一部小規模小学校のみ全学年で導入)約5000人での正式採用に至った。
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