学情は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「内々定の獲得状況」に関する調査結果を6月2日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2023」来訪者に対して5月27日~31日の期間に行われ、503名から有効回答を得ている。
調査結果によれば、2022年5月末時点の内々定率は、前月比で10.9ポイント増の67.8%となっており、前年同時期(66.6%)を1.2ポイント上回った。
現在の就職活動状況について尋ねたところ、「就職活動をしている」(62.3%)が5月度より11.3ポイント減少している。
文理別では、文系学生の活動率は70.9%だった一方で、理系学生の活動率は46.9%に留まり、理系学生が文系学生よりも就職活動を終えている割合が高いことが明らかになった。
内々定者フォローの全体的な傾向は、前年度から大きく変わっていないものの、対面での懇親会や面談などが増加し、「懇親会(対面)」は前年度約2倍に達している。
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