みんなのコードは、小学校の女性教員向けに特化したプログラミング教育の教員養成プログラム「SteP(ステップ:Step by step for teacher's programmingの略)」2期生の募集を、6月2日に開始した。
「SteP」では、プログラミング教育において小学校の女性教員の積極的な参画を促進し、最終的には学校教育における「ITや理系は男性が選択するもの」といった無意識の思い込みやジェンダーギャップの解消を目指す。
本プログラムは、Googleの支援を受けて実施される。同社は、さまざまな分野でプログラミングの技術が求められている現代において、理系分野、特にコンピュータ・サイエンスの領域に関わる女性の数がまだ少ないことを社会的課題と捉え、企業や組織において無意識の偏見をなくし、誰もが平等に活躍できる社会をつくるために多様な取り組みを行っている。
本プログラムの開催期間は2022年8月~2023年4月のうちの3日間で、いずれもオンラインで開催される。募集人数は40名で、参加費は無料。
第1回は8月11日14時~16時30分で、おもな内容は以下の通り。
- プログラミングってどう教えるの?
- ジェンダーステレオタイプに関する講演1
第2回は8月13日14時~16時30分で、おもな内容は以下の通り。
- プログラミングの授業を考えてみよう
- ジェンダーステレオタイプに関する講演2
第3回は2023年4月23日14時~16時30分を予定しており、おもな内容は以下の通り。
- 実践した授業について共有しよう
- ジェンダーステレオタイプに関する講演3
プログラム参加特典として、同プログラムの模擬授業で使用するmicro:bitをより多くの児童に届け、日本のプログラミング教育を盛り上げるために、本プログラム参加後にmicro:bitを活用した授業にチャレンジし、実践した授業や作品を教員のコミュニティなどへ発信してくれる人の中から5名に対して、micro:bit40セットずつを提供する(応募多数の場合は抽選)。
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