マイナビは、2023年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した「マイナビ 2023年卒 学生就職モニター調査 4月の活動状況」の結果を、5月26日に発表した。同調査は、4月25日~30日の期間に行われ、1979名(文系男子:354名、文系女子:530名、理系男子:484名、理系女子:611名)から有効回答を得ている。
調査結果によれば、4月の活動状況は「エントリーシート(ES)の提出」が53.6%、「エントリーシート(ES)が通過」が56.1%、「1次面接を受けた」は60.5%、「最終面接を受けた」は42.2%と、引き続き就職活動中の学生が多かった。「内々定を得た」は34.5%とほぼ前年並みで、「入社予定先を決めて就職活動を終了した」は20.4%と、前年同月よりも微増している。
先輩と比較して、自分たちの就職活動が楽になると思うか、厳しくなると思うかを尋ねたところ、「(かなり+多少)楽になる」は22.3%、「(かなり+多少)厳しくなる」は20.9%で、「楽になる」が「厳しくなる」を上回った。
先輩と比較して自分たちの就職活動が楽になると思う理由(複数回答)としては、「企業がコロナ禍での採用活動に対応してきているから」(56.6%)が最多となっている。
個別企業セミナーの参加経験を尋ねた質問では、「ライブ形式のWebセミナー」が82.8%であるのに対して、「対面式」は37.0%に留まった。
対面式の個別企業セミナーに参加して思ったこととしては(複数回答)、「企業の雰囲気を感じ取ることができる」(46.8%)や「社員の人柄に触れることができる」(42.8%)といった好意的な感想が多かった一方で、「緊張する」(30.2%)、「疲れた」(28.2%)といった意見も寄せられている。
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