学情は、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「ジョブ型採用」に関する調査結果を4月21日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2024」来訪者に対して、4月6日~18日の期間に行われ、518名から有効回答を得ている。
調査対象者に、ジョブ型採用に興味があるかを尋ねたところ、「興味がある」(27.6%)、「どちらかと言えば興味がある」(40.0%)を合わせた割合が約7割を占めた。学生からは、「配属ガチャを防ぎたい」「仕事内容が明確だと、ミスマッチも防げると思う」「スキルを磨き、専門性を高めたい」といった意見が寄せられている。
ジョブ型採用に「興味がある」と答えた人に、その理由を尋ねた質問(複数回答)では、「どんな仕事をするのか明確だから」(58.0%)がもっとも多く、「配属される部署が決まっているから」(42.3%)、「学んだことやスキルを活かせるから」(30.0%)がそれに続いた。
職種別に、具体的な仕事を体験できる「ジョブ型」のインターンシップがあれば参加したいかを尋ねたところ、「参加したい」「どちらかと言えば参加したい」を合わせた割合が7割超に達している。学生からは、「実際に体験することで、仕事理解を深めたい」「ジョブ型採用の場合は、より深い仕事理解が必要だと思う」「ジョブ型採用に応募するためには、インターンシップで仕事理解を深めることが不可欠だと思う」といった意見が寄せられた。
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