栄光は、同社が運営する進学塾「栄光ゼミナール」が、同塾に在籍し今春に国立・公立・私立高校を受験した受験生およびその保護者を対象に実施した、「受験生アンケート」の結果を4月19日に発表した。同調査は、1月11日~3月29日の期間に行われ、受験生245名、保護者127名から回答を得ている。
調査対象者のうち、受験生に第一志望校を決定した時期を尋ねたところ、「中3の夏休み以降」(58.8%)がもっとも多かった。
受験生と保護者それぞれに、志望校・受験校を選ぶ上で学習面について重視したポイントを尋ねた質問(複数回答)では、受験生・保護者ともに「学校の教育方針・校風」が最多で、受験生では68.2%、保護者では73.2%を占めている。また、受験生・保護者とも「成績・学力に相応」「大学への進学実績」がそれに続いた。
受験生・保護者に、志望校・受験校を選ぶ上で学校の雰囲気や取り組みについて重視したポイント尋ねたところ(複数回答)、どちらも「在校生の雰囲気」がもっとも多く、受験生では51.0%、保護者では53.5%となっている。受験生・保護者ともに「通学が便利」がそれに続き、とりわけ保護者では約半数を占めた。また、受験生は保護者よりも「文化祭などの学校行事が盛ん」を重視する傾向がみられる。
受験生・保護者に、「受験」とはどのようなものだったかを尋ねた質問(複数回答)では、受験生では「学力の向上に役立った」(71.0%)が最多で、保護者では「学力の向上に役立った」「精神的成長に役立った」といった回答が上位を占めた。
受験生に、受験を乗り越える上で精神的な支えとなった人を尋ねたところ(複数回答)、「塾の先生」(65.3%)がもっとも多く、以下「学校の友だち」(59.6%)、「母」(57.1%)が続いている。
保護者に、志望校や併願校など受験に関する選択を決めた人を尋ねた質問では、「子ども本人」(95.3%)が最多となった。
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