トモノカイは、ベネッセコーポレーション、Classiと連携して、高等学校・中高一貫校が対象の学習ログを活用した新しい放課後学習支援プログラムの提供を開始することを、4月8日に発表した。
3社の連携によって提供される新たな放課後学習支援プログラムは、教員の働き方改革とGIGAスクール構想の推進を背景としたもの。同プログラムでは、最初にベネッセが扱う模試・スタディーサポート・進路マップといったアセスメントを学校が実施し、学習課題や学習姿勢についての客観データを作成する。
続いて、Classiがアセスメントデータを分析し、教員や生徒およびトモノカイが派遣する現役学生の学習メンターに、生徒1人ひとりに合わせた単元別ドリルや効果的な学習方法の共有を行う。
学習メンターは、Classiからの提案内容に基づき、学校の教育目標や教員・生徒の特性に合わせて、個別やグループ別(学習姿勢や部活などのライフスタイルなどに共通項のある生徒群を学習データから特定)の学習アプローチを策定する。予備校等の外部機関が学校に出張し、 放課後や土曜に校舎内で学習支援を行う校内塾においては、生徒の学習メンタリング・教科指導(つまづき解消、応用チャレンジ)・モチベーション向上イベント型プログラムを実施し、学校独自の自学自習の文化づくりを支援する。
なお、学生メンターは各種データを校内塾だけでなく、授業や家庭学習時にも使えるよう、ICT活用アドバイザーとして教員や生徒のデータ活用をサポートしていく。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア