超教育協会は、起業に興味のある全国の学生を対象に、知識ゼロからでも起業を目指せる超起業学校スタートアッププログラム「IESSP(イエスプ)」を開催する。また、それにあわせて同プログラムに参加する学生の募集を、4月29日まで行っている。
「IESSP」は、起業に対する知識や経験がゼロからでも起業できるプログラム。全国の起業を目指す仲間や起業家が集まるコミュニティで、ともに切磋琢磨しつつ起業を目指せる。
プログラム参加者は、起業家やVCといった各分野の専門家が作成したカリキュラムを、オフライン・オンラインのハイブリッド形式にて無料で受講可能となっており、起業に必要な知識を包括的に学ぶことができる。その後、希望者は事業アイデアを審査員に提出し、事業アイデアの審査を受け、実際に起業につながりそうなアイデアであれば、メンターとのメンタリングを通じて事業アイデアのブラッシュアップを行える。最終的には、資金調達を目指しVCや審査員の前で事業アイデアのピッチを行う。
プログラムの第1弾としては、おもにプレシード期を対象にWebサービス関係で起業するための必要な知識を学び、起業全般でも使えるファイナンスや法務、マーケティングといった包括的な学習カリキュラムを、5月3日~6月30日の期間に提供する。
約2か月間、起業の基礎知識からアイデアを企画書に落とし込むためのカリキュラムを動画や対面で受講可能で、後日の動画視聴もできる。オフライン開催の場合は、CiP協議会の協力の下、東京ポートシティ竹芝(東京都港区)で開催する。
7月1日~15日の期間は、参加学生が応募した事業アイデアの審査を行い、審査に通過したアイデアはメンターとの2か月間集中メンタリングを受けられる。審査に落ちた場合でも、審査員やメンターからフィードバックを受けられるので、次回のアイデア審査に向けてアイデアのブラッシュアップが可能になっている。
7月18日~9月16日の期間は、審査に通過した学生を対象に、起業家や講師陣によるチャットやミーティングを通じたメンタリングサポートが実施され、最終ピッチイベントに向けて起業アイデアのブラッシュアップが行われる。
プログラム最終日となる10月1日は、ブラッシュアップしたビジネスプランを、起業家やアクセラレータ、ベンチャーキャピタルで構成される審査員の前で実際にピッチし、事業化できるアイデアに対してはVCなどから出資が検討される。
なお、同プログラムの参加募集は、学生個人だけでなく高校や大学、教育機関単位でも受け付けており、ゼミや研究室、サークル単位でも参加可能となっている。
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