paizaは、同社が学校向けに無料で提供している「paizaラーニング 学校フリーパス」について、新たに高等学校の必修科目として22年度から順次導入される「情報I」および大学入学共通テストの「情報」への対応を開始したことを、3月15日に発表した。
「paizaラーニング 学校フリーパス」は、月額1078円の初学者向け動画プログラミング学習サービス「paizaラーニング」の全機能(170レッスン、1450学習動画、2650問の演習課題)を、小・中・高・大学・専門学校向けにすべて無料で提供するサービス。受講者は、6段階で評価される「paizaスキルチェック」の結果をもとに、自身のスキル・能力にあった学習を行える。
「情報I」の学習内容は「(1)情報社会の問題解決」「(2)コミュニケーションと情報デザイン」「(3)コンピュータとプログラミング」「(4)情報通信ネットワークとデータの活用」の4項目で構成されており、「paizaラーニング 学校フリーパス」ではこのうち(2)~(4)の内容に対応しているコンテンツをすでに有している。
この度「情報I」の各項目とpaizaラーニング対応コンテンツを紐づけ、Pythonを使って「情報I」の内容を学習できるカリキュラム「情報Iストーリー(Python)」が公開された。
同カリキュラムではSTEP順に学習することにより、「コミュニケーションと情報デザイン」における「情報デザイン」、Python3を使用しての「コンピュータとプログラミング」における「基本的プログラム」「応用的プログラム」と代表的な「アルゴリズム」、「情報通信ネットワークとデータの活用」における「さまざまな形式のデータとその表現形式」などについて理解できるだけでなく、それらを使用したコードが書けるようになる。学習可能な項目は随時更新される予定。
また、大学入学共通テストの「情報」は「情報I」が出題範囲のため、同カリキュラムは「情報」の試験対策にも活用できる。今後は、大学入学共通テストの「情報」に対応した試験対策講座の新設も予定されている。
なお、今回のアップデートにより「paizaラーニング」でも同様に「情報Iストーリー(Python)」を学ぶことが可能となる。
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