超教育協会は、アントレプレナーシップ教育に取り組んでいる全国の教育機関が活用できる、起業の基礎からビジネスアイデアの発表までを含む一貫プログラム「超起業学校 スタートアップ プログラム（IESSP：イエスプ）」の無料提供を4月に開始する。また、同プログラムを活用する教育機関、同プログラムに連携する企業を募集している。
「超起業学校 スタートアップ プログラム」では、アントレプレナーシップ教育に取り組む全国の教育機関が活用可能な、共通カリキュラムの提供を目的としており、プレシード期を対象とした起業の基礎からビジネスアイデアの発表までを含む一貫プログラムを無償提供する。
第1弾としては、おもにプレシード期を対象としてWebサービス関係で起業するための必要な知識を学び、起業全般でも使えるファイナンスや法務、マーケティングといった包括的な学習カリキュラムの提供を行う。講座は動画や対面で受講でき、後日の動画視聴も可能となっており、対面開催の場合はCiP協議会の協力のもと、東京ポートシティ竹芝にて受講できる。カリキュラムを受講しつつプログラム参加者は各自や各チームで起業アイデアを磨き、アイデア審査に向けて準備を進めていく。
参加学生が応募した事業アイデアのうち、審査を突破して選抜されたチームには、事業の実現に向けたメンターのサポートが行われ、審査に落ちた場合でも審査員やメンターからフィードバックを受けられるので、次回のアイデア審査に向けてアイデアのブラッシュアップが行える。
審査を通過した学生は、起業家や講師陣からチャットやミーティングを通じてメンタリングサポートを受けられるオンラインコミュニティに招待され、オンライン・オフラインの両方で起業アイデアのブラッシュアップをサポートされる。また、カリキュラム受講後にはビジネスプランを実際にピッチする「ピッチイベント」が実施され、起業家やアクセラレータ、ベンチャーキャピタルによる審査の上で、事業化できるアイデアに対してはベンチャーキャピタルから出資を得られる。
同プログラムの無償提供に先立ち、同プログラムを活用する高校、大学、教育機関を募集している。教育機関単位での参加だけでなく、ゼミ単位、研究室、サークル単位での参加も可能で、講義やゼミの補助教材としても自由に利用できる。
あわせて、同プログラムを支援する企業も募集しており（1口10万円）、スポンサー特権としてプログラムサイトや教育機関に配布するパンフレットに社名を表記できるほか、プログラム参加教育機関および学生への企業サービス案内、参加学生チームとの協業、業務提携、投資検討を行う会議の設置、学生ピッチ大会への審査員としての参加、年に数回開催予定の教育機関などステークホルダーの参加するイベントへの招待が行われる。
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