東計電算は、決済機能を備えた大学向けのクラウド型学費管理パッケージ「学費管理ソリューション」の提供を、2月に開始する。
「学費管理ソリューション」は、同社がすでに大学向けに提供している総合管理システム「Blue」の学費管理機能と、決済フロントシステム「K-front」の機能を組み合わせたパッケージサービスで、学費管理に求められる一般的な機能に加えて、大学向けのニーズに応える独自機能を搭載している。
学費管理機能としては、口座振込や口座振替、クレジットカード、QRコード決済サービスによるオンライン決済など、任意の決済方法に対応するとともに、奨学金の有無や分納設定といった学生ごとに異なる納付パターンを設定可能で、最適化された管理機能を実現する。また、従来の窓口収納にも対応しているので、一元管理ができる。
口座振替だけでなく返金振込のデータ作成にも対応しているため、学費納付後に奨学金が適用された学生への学費の一部返納などの際にも、画面上から簡単にデータの作成が可能になっている。
さらに、オンライン決済で発生する決済代行会社への手数料を自動計算して、学生への請求金額に加算できるため、手動計算による業務負荷が軽減され、人的ミスによる請求金額の間違いや過不足の発生を防げる。
「K-front」機能としては、従来紙で運用していた請求明細や口座振替結果のお知らせ、督促案内といった各種案内をすべてWeb上で通知できるほか、学生ごとの分納・減免申請をWeb上から受け付け、申請情報を管理システムへ自動反映する。そのほか、多様な決済方法の組み合わせなどにも対応している。
なお、学費管理機能および「K-front」機能は、同社の専任スタッフが必要な機能をヒアリングした上で、最適な組み合わせで提供する。
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