COMPASSは、同社が提供するAI型教材「Qubena(キュビナ)小中5教科」が石川県小松市の全市立小中学校における指導の一環として正式採用され、2021年9月より32校、約3800人の児童生徒が利用開始したことを、1月25日に発表した。
「Qubena」は、児童生徒一人ひとりの習熟度に合わせて最適な問題を出題するAI型教材。2021年度には小中学校の5教科対応版がリリースされ、全国の小中学校1800校で、約50万人が利用を予定している。
小松市は「GIGAスクールこまつモデル」を掲げ、確かな思考力・判断力・表現力を有し豊かな創造力を発揮する「こまつっ子」、これからの社会に必要な情報活用能力やコミュニケーション能力を持った「こまつっ子」の育成を目指している。その中心施策である「ICTを活用した学びの推進事業」の具体策のひとつ「ICT教材の導入及び活用の推進」の一環として、市内の全小中学校32校(小学4年生~中学1年生)の約3800人が「Qubena」を利用することとなった。
今回の採用に際しては、AI型教材である「Qubena」による基礎・基本の定着や個に応じた学びが、子どもたちの学習意欲向上につながる点が評価された。また「教えてもらう」から「自分(たち)で学ぶ」主体性の獲得とともに、一人ひとりの学びの深化にも期待が寄せられている。
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