ハーモニープラスは、大学向け業務支援サービスとして、「奨学金BPaaS(Business Process as a Service)」の提供を本格化したことを、5月31日に発表した。定型業務の最大75%を担い、職員と学生双方の負担を軽減することで、奨学金業務の質と持続可能性を高める。

近年、制度改正や人員不足により、奨学金業務におけるミスや業務負荷が深刻化している。奨学金BPaaSは、大学ごとの方針に対応しながらAIやRPAを活用し、業務プロセス全体を最適化するサービス。出願から返還管理まで、約30以上の業務をシステムと人の融合で一元支援する。
同サービスは、初年度は現行業務の可視化と引き継ぎから始まり、2年目以降は改善と分析を繰り返すことで、3年で学内体制を再構築。人に依存しない運用と、学生中心のサービス強化を両立する。また、単なる業務代行やツール提供ではなく、制度の正しい運用、学生の理解促進、継続的な業務改善など、大学とともに創る「伴走型」の支援を特徴としている。
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