クリスクは、全国の15歳以上69歳以下の300名(10~60代まで各世代50名ずつ)を対象に実施した、通信制高校のイメージ調査の結果を1月11日に発表した。同調査は、12月10日~11日の期間に行われている。
調査対象者に、自身や周囲に通信制高校に通っている・通っていた人がいるかを尋ねたところ、「いる」が21.33%、「いない」が78.67%だった。一方で、10代では「いる」が44%に達している。
通信制高校のイメージについて尋ねた質問では、「とても良い」「良い」の合計が44.67%、「あまりよくない」「よくない」の合計が56.33%だった。年代別では、10代(48%)と20代(52%)で「とても良い」「良い」という回答が多い。
通信制高校には、どんな生徒がいるイメージかを尋ねたところ(複数回答)、「仕事やアルバイトをしている」というイメージがもっとも多く、「高校中退した人」「不登校経験がある人」も多くを占めた。年代別では、40代以上は通信制高校に対して高校中退のイメージが強い一方、10代と40代の親子世代の半数超が不登校のイメージを強く持っている。
通信制高校に対して、比較的ポジティブな印象を持っている10代と20代のデータを比較すると、20代では「高校中退した人」「不登校経験がある人」という回答が他の世代よりも少なかった。
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