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Libryとラーンズが提携、2022年春から数学・理科のデジタル問題集を提供予定

 Libryは、大学入学共通テスト対策問題集などを学校専売で発行しているラーンズと、教材提供を行うための契約を締結したことを、12月14日に発表した。これにより、2022年春からラーンズが発行する『進研WINSTEP』シリーズの『数学』『理科』を、デジタル教材プラットフォーム「Libry(以下、リブリー)」で利用できるようになる。

 「リブリー」は、デジタル教材とAIドリルの特性を併せ持つ、デジタル教材プラットフォーム。1つの端末で複数の教材や問題集を管理することができるほか、学習履歴に基づいた「類似問題」機能などで、生徒一人ひとりの学習状況や理解度に合わせた個別最適化学習を実現する。また2022年4月には、学習者用デジタル教科書への対応を予定している。

 ラーンズがデジタル教材プラットフォームとして「リブリー」を採用した理由は、以下の3点。

ニーズと教材価格

 学校や教員からデジタル版の発行要望が徐々に増えているが、これまでの教材価格にデジタル版の自社開発コストを上乗せしてしまうと、生徒や保護者の経済的負担が増えてしまうといった課題があった。「リブリー」では、デジタル教材のみの購入であれば、紙の問題集と同一価格で提供できるため、生徒や保護者の負担を増やすことなく、デジタル教材を利用できる。

アナログとデジタルの共存

 現在の大学入学共通テストは紙で行われており、生徒も紙の問題集を中心に学習してきている。「リブリー」は「教材を横断して類似問題を提示する機能」など、デジタル活用のメリットを受けつつも、これまで通りノートとペンで学習できるようになっており、生徒の学習体験を「変えない」ことを最優先に設計されている。

学習履歴データの活用

 これまでラーンズでは、現場からの感想など感覚的なフィードバックを中心に、より良い教材づくりに取り組んできた。今後は「リブリー」を介することで、問題ごとの正答率や学習時間などの状況がデータで把握できることにより、これまで以上に生徒の役に立つ教材づくりが実現できる可能性がある。

 なお、2022年春より「リブリー」で提供を開始する教材は以下の通り。

  • 『進研WINSTEP 数学I・A Basic[新課程版]』
  • 『進研WINSTEP 数学I・A Standard[新課程版]』
  • 『進研WINSTEP 化学基礎[新課程版]』
  • 『進研WINSTEP 生物基礎[新課程版]』
  • 『進研WINSTEP 地学基礎[新課程版]』
  • 『進研WINSTEP 物理基礎[新課程版]』
『進研WINSTEP』シリーズ

『進研WINSTEP』シリーズ

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