スプリックスは、公教育におけるCBT(Computer Based Testing)導入を促進すべく、基礎学力・プログラミング・主要教科の理解を評価できる、3つのCBTを学校向けにパッケージ化した「CBT for school」を開発し、11月25日に全国の小中学校への2022年3月末までの無償提供を開始した。
「CBT for school」は、国際基礎学力検定TOFAS(Test of Fundamental Academic Skills)、単元別テスト、プログラミング能力検定の、3つのCBTテストで構成されている。
国際基礎学力検定TOFASは、計算、英単語、漢字・語彙の基礎に特化して評価するテストシステムで、教員による作問や採点は必要なく、個別最適化されたフィードバックを可能にした。
単元別テストは、小学校および中学校の主要教科に対応し、それぞれの単元に即しており、学習塾向け教材「フォレスタ」の制作で培った教材開発ノウハウと、TOFASで構築したテストシステムのプラットフォームを融合させた、新たなCBTシステムとなっている。
プログラミング能力検定は、全国1700超の教育機関で実施されている日本最大級のプログラミング検定となる。プログラミング概念の理解度を体系的に分析・評価すべくサイバーエージェントと共同開発したテストシステムによって、順次処理、条件分岐、繰り返し、変数といった受検者のプログラミング能力を詳細に測り、それまでの学習成果を証明するとともに、その後の効果的な学習につなげられる。
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