第一興商は、立正大学のオンライン授業を受ける学生を対象に実施した、通信障害やオンラインならではの悩みに関する調査の結果を、11月17日に発表した。同調査は、10~20代の立正大学生(1~4年生)872名に対して、11月に行われている。
調査対象者に、オンライン授業とオフライン授業どちらがよいかを尋ねたところ、どの学年の学生もオンライン授業を好むことがわかった。
オンライン授業をどこで受けているかを尋ねた質問では、「自宅・実家」が98%を占めている。
自宅・実家でオンライン授業を受けている学生に対して、オンライン授業の受講にあたって、オフラインと比較して不便に感じる点を尋ねたところ(複数回答)、「内容理解の低下」がもっとも多く、「ネット環境」への不満を挙げる回答も53%に達した。
格安のオンライン授業用スペースがあれば利用したいかを尋ねた質問では、「とてもそう思う」と「ややそう思う」を合わせた回答が83%に達している。
格安のオンライン授業用スペースに、あったらうれしいサービスとしては(複数回答)、「無線LAN環境」が最多となり、「飲み放題」「コード貸し出し」がそれに続いたほか、「適切な高さの椅子と机」「コピー機」といった回答もみられた。
新型コロナ禍で、アルバイトのシフトや収入が減ったかを尋ねたところ、27%の学生が「シフトが減った」と答えている。また、収入やシフトが減った学生では、「飲食・フード」のアルバイトに従事している学生がもっとも多かった。
新型コロナ禍で取り組んでいる、生活費の節約としては、「無駄なものは買わない」「家計簿をつける」「節電、節水に努める」「外出を控える」といった回答が寄せられている。
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