ドリームネッツは、同社が開発し、リコージャパンが販売する出席管理システム「キャンパス手帳」に、学生の着席位置を収集管理する新機能(略称:着席トレーサビリティ)が追加されたことを、11月16日に発表した。これに伴い、無料モニターとして同機能を試用する教育機関を募集している。募集期間は2022年2月末日まで。
「キャンパス手帳」は学生のスマートフォンを使用し、授業の出席管理や簡単なクイズ、アンケートなどを行うことができるクラウド型のソフトウェアサービス。2020年3月に販売を開始して以来、大学や専門学校、高等学校、予備校、語学スクールでの利用実績がある。
今回追加された機能「着席トレーサビリティ」は、オンライン授業を対面授業に戻す学校が増える中、スマートフォンを使い学生同士の接触状況を収集、濃厚接触の可能性がある学生を素早く特定し、感染拡大を防止できる機能。
使用時は、あらかじめ座席番号が記されたQRコードを校内の各席に貼り付け、学生のスマートフォンに「キャンパス手帳」アプリをインストールしておく。学生は、着席する際にアプリを立ち上げて座席番号が記されたQRコードを読み取るか、直接入力する。これを毎日の習慣にすることで、各学生の着席位置情報を収集できる。教職員はパソコンを使って管理サイトにアクセスし、各学生の着席位置や、各席に座ったことがある学生を検索することができる。
無料モニターの募集期間は2022年2月末日まで。無料の試用期間は3月末日まで。
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